聴覚障害のクラスでの活動は主に図工をやっています。
今週は、自宅で何かに使えるかもと思ってためておいたトイレットペーパーの芯を利用。
3等分し、切込みを入れて、組み立てていく積木遊びみたいなものをイメージ。
サンプルを作っていって、どこを切るのかを見せたらすぐに理解し、とりかかる子どもたち。
危ないかな、と思っていたカッターの作業も子どもたちがやりました。
一番年下の彼は、出会ったとき、とにかく自信がない様子でした。
他の子たちとは離れたところに座り、作業にも消極的で、
すぐ「できない」「かわりにやって」と表す・・・
ずっと、「できるよ」と伝え、少し手伝ったとしても、
なるべく本人が作業するようにしてきました。
今でも「やって」と来ることはありますが、
最近は、「どうやるの?」と尋ねに来るようになりました。
今回も、カッターで切込みを入れたところをはさみで切って3等分する作業の時に尋ねに来ました。
一周マジックで線をつけてやると「わかった」という表情で自分の席へ。
あとはどんどん進んでいました。
みんな、組み立てたりバラバラにしたりを繰り返しながら作業
マジックや折り紙を出すと、模様をつける作業を楽しんでいました。
集中して楽しんでいて、気が付いたら1時間半がたっていました。
まだ続きをやりたいようでしたが、また次にやることにして片付けました。
お父さんが迎えに来たので、片付けできずに帰ったあの彼の作品。
友達のを見ながらいろんな方法で飾り付けしていました。
彼の変化が見えてくる今日この頃。
嬉しいです。
さて、図工がただのものを作る時間ではなく、情操面を育てる教科だということを、
モロッコの先生たちにどう伝えていこうか、と考え始めなきゃ。
0 件のコメント:
コメントを投稿