今日、近所の奥さんに改宗を勧められた。
16歳でお嫁に来て、18歳で出産、今は2児の母である25歳。
嫁姑問題があるようで、義母の話になると声をひそめていた。
彼女は「日本はフランスから近いの?」と聞いてきた。
15時間くらいかかるよって言ったら、驚いていた。
そんな彼女は、イスラムのお祈りをしていないという私が理解不能な様子。
「お祈りの仕方教えるから、ちゃんとお祈りするように」と、
お祈り前の体の洗い方から、唱える言葉まで丁寧に教えようとしてきた。
「私は仏教徒だから」「お祈りのスタイルが違う」という言葉は通じなかった。
「お祈りをちゃんとすれば天国に行ける」みたいなことを言っていて、
正直なところ、対応は面倒だったけれど、
文化を教えてくれているんだと思うことにして聞いていた。
携帯電話はもっているものの、登録の仕方はわからないらしく、
私の番号も、下2桁で判断していた。
旦那さんの2つある携帯番号も同じ方法で判断していた。
相手のことを認めるっていうのは、違いをまずは知らなければできないこと。
けれど、小学生以上に彼女は世界を知らない。
きっと、村で家事の手伝いをしながら育ち、一人でできるようになったころには嫁いできた。
学校に行っていたかどうかはわからないが、
今日の出来事に、無理もないな、と思った。
彼女は悪くないが、同じようなことで嫌な思いをする外国人はいるかもしれない。
日本人だって同じ。
私も日本の考え方を押し付けていることもあると思う。
「お互いの国や考えを大事にできたらいいですね」なんて、
日本の生徒に出しているモロッコ通信で書いた。
考えを大事にする、って、言うのは簡単だけど、
難しいことだな、と今日はすごく思った。