カシューナッツがなる姿を初めて見た。
未熟な時。
成熟して落ちたもの。
フォルムが奇抜。
かわいらしい。
今回は、この実の部分を食べてみたかったのもあり、
南へ行った。
実際は実ではなく、
花托が肥大化した偽果らしい。
さくらんぼのような薄い皮。
落ちた衝撃で薄皮に傷がつき、
そこからどんどん中の水分が出てくる。
そしてその水分が妙にべたつく。
輸送には全く向かない。
口に入れてみると、
ほんのり香りと甘酸っぱさを感じ、
すぐに渋みが広がる。
ものにもよるのだろうけれど、
強い渋みというより、
優しい渋みがたくさん、
といった感じ。
ブドウ?桃?マンゴスチン?
食感は例えるのが難しい。
なんだかクセになりそうな味。
傷が少ないものをどうにか1つ持って帰り、
冷蔵庫に入れておいた。
最盛期は過ぎたらしいこの実を、
食べてみたいと言い、
タクシーの運転手が道端に車をとめ、
何かを投げて落としてくれたこの実。
次はいつ食べられるだろうか。


